賃貸用建設事業
事業
ウォルトンの賃貸用建設(BTR = Build-to-Rent)プログラムは、米国内の需要が高い市場において手頃な価格の住宅を提供するものです。当社の事業モデルは、当社が管理する84,000エーカーの土地ポートフォリオから選定されたコミュニティにて、100~200戸の賃貸住宅を一から開発するというものです。当社は、全米の住宅建設業者や開発業者の大規模なネットワークと共に、戸建賃貸住宅を求める人々や、競争力のあるリターンを求める投資家のために、質の高い住宅を建設しています。
今後も高い需要が見込まれる市場
賃貸市場の需要は、アパートやマンションといった集合住宅から、前庭や裏庭、公園などのアメニティを備えたマスタープラン型コミュニティの戸建へと変化しています。米国国勢調査局によると、35歳以下のアメリカ人の65%が現在賃貸住宅に居住していると推定されており、今後もその数は増加することが予想されています。ミレニアム世代を中心に、BTRは今後数年間にわたって活況を呈する産業となると予想されます。
差別化されたウォルトンのアプローチ
ウォルトンのアプローチは、2~3年以内の開発機会を実現できる確立されたルートを保有していること、そして42年以上にわたる土地の取得、開発許認可の取得、土地開発の経験、住宅建設業界で築き上げた信頼関係を活用して、パートナー企業および投資家のために価値を創造することです。
BTRが直面している大きな課題は、土地を取得すること、そしてMLS(マルティプルリスティングサービス = 各地域の不動産エージェント向けメンバーシップ組織)に登録されている既存の新築住宅や中古住宅を利用して市場シェアを獲得することです。この方法では、コストが高くなり、機会も少なくなるため、全体的なリターンは少なくなります。ウォルトンは、既存の土地に、全米で認められた最高クラスの建設業者や開発業者と共同で住宅を建設するという行動計画を確立することで、より大きなリターンを得ることができます。
当社の卸売戦略では、当社が保有する宅地を活用して新築住宅を一から建設するため、建設業者のマージンや利潤などの余分な小売コストが不要となり、投資家の皆様に高いリターンを提供することができます。