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ウォルトン 新住宅建設ファンドの募集開始

2019/12/30

ウォルトンは、初の住宅建設業者とのオプション契約土地開発ファンド(BOLDファンド)を発表した。当ファンドは、住宅建設業者により戸建住宅建設用地として特定された土地の取得を目的としている。また、同社は住宅用地プロジェクトに特化した大手住宅建設業者と提携する予定だ。売却戦略に従い、同住宅建設業者へ段階的に土地が販売される予定となっている。

ウォルトン・グローバル・ホールディングスのCOOケイト・カミンスキ氏はGlobeSt.comに対して次のように語った。「ウォルトンは北米にて106,000エーカー(約430㎢)におよぶ不動産を管理しています。これら不動産は全て未開発地にて構成されており、大部分は先の金融危機以前に取得しました。金融危機以前は大規模な不動産取引が数多く行われており、建設業者も土地在庫を長期的に抱えていましたが、2008年に全てが変わりました。市場に十分な宅地在庫が出回らなくなっただけでなく、市場暴落時には、住宅建設業者や開発業社はこのような土地在庫を抱えていたことにより非常に痛い目を見ました。その結果、これら業者のバランスシートに何を抱えることができるか、非常に厳しい制限が設けられました。それを受け、現在多くの開発業社は24ヶ月以内に開発を開始できない土地に対して関心を示さなくなっています。」