2020年1月、メリーランド州プリンスジョージズ郡のウォルトン・ディベロップメント・アンド・マネジメント (USA)社が管理する2件の開発プロジェクトにおいて、アジアを拠点とする融資者に、予定されていた利息の配当が行われました。大規模な多目的用地開発のウェストフェリア・タウン・センター及び戸建住宅の宅地開発が行われるカンター・クリーク、二件のプロジェクトにおいて、2018年及び2019年以来、アジアを拠点とする投資家に総額400万米ドル超の利息の配当が行われたことになります。
ワシントンDC都市統計圏における戸建住宅市場は、特にプリンスジョージズ郡の第二市場において好調な状況が続いています。プリンスジョージズ郡では安定した雇用拡大及び上質かつ手頃な価格の住宅への一貫した需要が実現されており、ウォルトンが管理する3,000エーカーを超える土地資産へ絶好の機会をもたらしています。
プリンスジョージズ郡でウォルトンが手掛ける二つの開発プロジェクトの進捗が、当市場の可能性を明示しています。ウォルトンは、ウェストフェリア・タウン・センターにおける第1期の宅地開発をほぼ完了し、最近、バージニア・ビーチに拠点を置く住宅開発業者へ第1A期の未開発地を1415万米ドルにて売却しました。当売却により、655戸以上の住宅が建設されると予想されており、当開発プロジェクトにおける残りの開発への需要及び投資利益を加速させるとみられます。また、ウォルトンによるカンター・クリーク宅地開発プロジェクトの第2期の建設が進行中であり、間もなくこの宅地は上場住宅建設業者に売却されます。
ここ数年、米国の住宅建設市場では、約8000万人にも及ぶミレニアル世代が世帯を形成する年代に達し、初めてのマイホーム購入による需要が急増しており、これに応えようと建設業者は建設の速度を上げています。投資家はこのトレンドから生じる利益を得る戦略に目を向けています。
ウォルトン・インターナショナル・グループ・アジア統括のギャリー・トム氏は、「安定的なキャッシュフローをもたらす不動産投資への需要の高まりを目の当たりにしています。そして、アメリカは一般的に、アジアと中東の投資家にとって非常に人気のある国の一つです」と述べました。
ウォルトンは全米で急成長している19の住宅建設地域に既に参入していますが、引き続き戦略的に土地の購入を行います。直近では、コロラド州ラブランドにおける245エーカーの土地、リー・ファームズを購入し、900戸の戸建住宅の開発を予定しています。ウォルトンは当地購入時に、上場住宅建設業者と段階的に土地開発を行うことで契約を締結しており、これにより、住宅建設業者が住宅を建設、売却することで、投資家にキャッシュフローがもたらされることとなります。このアプローチは、売却価格が初期の段階で確定されるとともに、投資サイクルの早期段階において定期的な分配金の支払いが開始されるため、投資家から絶大な信頼を得ています。
ウォルトンについて
40年以上に渡り、米国およびカナダに位置する主要な成長著しい地域に位置する土地の調査、計画および、未開発地投資商品の構築を行ってたウォルトンは、成長著しい北米都市圏に位置する未開発地に特化した国際的な不動産投資・アセットマネジメント会社です。。ウォルトンの成長は、新商品開発への扉を開き、投資家や住宅建設業者に新たな機会を提供しています。当社は世界各地の投資家やビジネスパートナーに代わり、北米における23の成長地域に位置する106,000エーカー(約430㎢)の不動産の管理・運営を行なっています。ウォルトングループの主要事業体には、ウォルトン・グローバル・ホールディングス、ウォルトン・インターナショナル・グループ、ウォルトン・ディベロップメント・マネージメントが含まれます。詳しくは、Walton.comにてご確認いただけます。