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ウォルトン・グローバルがゴールデン・ツリー・アセット・マネジメントとの提携により、完成宅地プログラムを拡大することを発表

2025/06/02

ウォルトン・グローバルがゴールデン・ツリー・アセット・マネジメントとの提携により、完成宅地プログラムを拡大することを発表

米国全土における重要な住宅開発を支援するための資金調達

 

関連ニュースは以下もご覧ください。(英語)

BusinessWire, Yahoo! Finance, Connect Money, Institutional Real Estate, Inc, The Bakersfield Californian, New Castle News

 

不動産投資と土地資産管理のリーディングカンパニーであるウォルトン・グローバル(以下「ウォルトン」)は、このたび、オルタナティブ・クレジット戦略に実績のある国際的な資産運用会社であるゴールデンツリー・アセット・マネジメント(以下「ゴールデンツリー」)と大規模な提携を結びました。この提携により、米国主要市場の成長が著しい地域における「ロット・バンキング取引」(住宅建設用地を確保・保有する取引)への共同投資が促進され、ウォルトンが展開する「完成宅地プログラム(Finished Lot Program)」の拡大を後押しされます。このプログラムは、住宅建設業者への土地供給を支援する「ビルダー・ランド・ファイナンス戦略」の中核をなす重要な要素です。

住宅建設会社が安定して土地を確保するための資金にアクセスできない場合、住宅供給のスケジュールが乱れる可能性があります。ゴールデンツリーとの今回の提携は、住宅建設会社向けの計画的な土地在庫戦略を支援することで、米国の住宅供給制約の緩和を目指しています。ウォルトンとゴールデンツリーは共同で、人口が増加し、雇用が伸びている市場に資金を投入し、需要が最も高い地域での新しい住宅開発を促進していきます。

ウォルトンはこの分野で大きな成功を収めており、これまでに6つの住宅コミュニティを完成させ、最近ではこのプログラムの下で28件目の用地買収を完了しました。また、今後の投資に向けた案件も豊富に控えています。今回の提携を通じて、ウォルトンが運用するファンドも共同投資の機会を得られ、完成宅地プログラムの規模をさらに拡大できる見込みです。

ウォルトン・グローバルの財務・ポートフォリオ管理担当執行副社長であるジョーダン・マッケンジーは、「ゴールデンツリーとの協業は、当社の住宅建設クライアントが市場に高品質で必要とされる住宅を供給するという目標を達成する上で、非常に大きな力となります。私たちは、自社が定めた成長の要因と合致する米国の市場において、短期的な住宅用の完成宅地へ資金を提供することに注力しています。」と述べています。

なお、ウォルトンの法律顧問は国際法律事務所スクワイア・パットン・ボッグスが務めました。