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アリゾナ州のグローバル本社及び米国内の役員就任を発表

2021/06/30

フェニックス: 34億米ドル相当、98,000エーカー以上の土地を管理・運営している不動産投資および土地資産管理会社であるウォルトン社は、当社の米国における著しい成長と土地取引の活発化を受けて、役員および米国内チームの拡大に踏み切りました。

ウォルトン社の最高経営責任者であるビル・ドハティー氏は、「米国における急速な事業の成長、そして将来のビジョンを支えるために、当社に新しい人材を迎え入れ、戦略的な視点を持ち続けています」と述べています。2020年初頭にグローバル本社をカルガリーからスコッツデールに移転してから当社に加わった各々が、当社の成功にとってなくてはならない存在です」と述べています。

2020年以降、ウォルトン社は30名の新入社員を採用しており、今後も規模を拡大していく予定です。今回就任した役員は、国内各地を拠点としており、2名のメンバーがスコッツデールのグローバル本社を拠点としています。

 

マット・ケイスター氏は、スコッツデールを拠点とするグローバル・リーダーシップ・チームのビジネス開発担当専務取締役に就任しました。ケイスター氏は、ウォルトン・グループ全体における新規計画の拡大と実施を主な職務としています。ケイスター氏は、2004年にウォルトン社に入社し、アリゾナ州フェニックスに同社初の米国オフィスを設立し、ウォルトン米国の最高執行責任者(COO)および社長として事業を拡大しながら、全米における戦略的パートナーシップの開発を担当しました。2015年、ケイスター氏はグローバルリーダーシップの役割に移り、商品開発の領域で様々な地域の成長をサポートしました。2017年に他の機会を求めてウォルトンを退社し、2021年5月に再び当社に参画することとなりました。

ケイスター氏は、これまでの経験から、香港および北京で、アジア全域のイベントを管轄するスポーツマネジメント会社の営業・マーケティングを担当しました。また、中国バスケットボール協会を支援し、初年度には中国全土に8チームを擁するリーグの運営を指揮しました。

 

デビッド・ピーター氏は、ウォルトンのポートフォリオの中で、大規模かつ複雑な、様々な土地・開発資産を統括する特別プロジェクト専務取締役に就任しました。ウォルトン入社以前は、多種多様な民間開発プラットフォームを提供する企業である、リパブリック・ファミリー・オブ・カンパニーズ社にて2部門の社長として、そしてジオサム・キャピタルU.S.社の最高執行責任者として重要な役割を担い、複雑な開発許認可取得、取引構築、運営を牽引していました。直近では、テキサス州を拠点とする垂直統合型の造成済み土地開発企業であるWBW ディベロップメント社の副社長兼最高開発責任者を務め、住宅建設業者との関係を築きながら、ポートフォリオおよび仕入れルートの飛躍的な拡大に貢献しました。

ピーター氏は、ジョージ・ワシントン大学で経営学の学士号を、ジョージ・メイソン大学アントニン・スカリア法科大学院で法学博士号を取得しています。バージニア州弁護士会に所属しており、数多くの諮問委員会やボランティア委員会に参加しています。

 

ジェリー・ファーンズワース退役大佐は、フロリダ州のゼネラルマネージャーに就任しました。ファーンズワース氏は、フロリダ州に位置する、ウォルトン管轄下の7,500エーカーの資産管理に関するすべての活動を担当しています。ウォルトン入社以前は、米国陸軍に30年間勤務し、陸軍墓地本部およびアーリントン国立墓地(ANC)の参謀総長や、アーリントン国立墓地の管理者など、数多くの任務に就いていました。

就任前は、米国陸軍中央部のエンジニアとして活躍すると同時に、前方展開している合同任務部隊(生来の決意作戦)の主任エンジニアとして指揮を執っていました。また、小隊から大隊まであらゆるレベルで指揮を執り、米国、欧州、アフガニスタン、イラク、中東の複数の国で重要な任務を歴任してきました。

ファーンズワース氏は、米国陸軍士官学校で機械工学の理学士号を取得しました。その後、デューク大学で環境工学の修士号を取得し、さらに米国陸軍士官学校で戦略研究の修士号を取得しました。

 

ジャスティン・バーチ氏は、経理財務部長に昇進しました。バーチ氏の新しい役割には、財務計画および財務分析の管理、ウォルトンの財務戦略への貢献、最高財務責任者への直接的なサポートなどが含まれます。バーチ氏は、2020年3月にウォルトン社スコッツデールオフィス設立のために結成された新しい財務チームのメンバーの一員、会計マネージャーとして入社しました。同氏はすぐに実力を発揮し、組織にとって最も複雑なプロジェクトにおいて貴重なリソースとなりました。過去1年間、バーチ氏は、プロジェクト販売開発構造や、多くの借り換え、国際監査などにおいて非常に頼りになる存在となり、ウォルトンの対外関係にうまく対応しました。

ウォルトンに入社以前は、ストア・キャピタル社 (ニューヨーク証券取引所: STOR)の不動産アカウントマネージャーとして、年間15億ドル以上の商業用不動産の取得を会計面から管理していました。また、フロストPLLCにて監査役を務め、公認会計士の資格を取得しました。

バーチ氏は、アリゾナ州立大学のW.P.ケアリービジネススクールで会計学の学士号を取得し、その後、会計学の修士号を取得しました。