フェニックス – 34億米ドルを運用する不動産投資・土地資産運用会社のウォルトン社は、大手上場住宅建設業者が住宅開発を予定している34エーカーの土地を取得し、意向表明書を受領という形で、当大手上場住宅建設業者の当地購入に対する意欲を確認しました。当地は、カリフォルニア州サン・ジャシント、ヒューイット・ストリートの西、イースト・コモンウェルス・ストリートの南に位置しています。
サン・ジャシントは、リバーサイド、サン・バーナディーノ、モレノ・バレーへの通勤圏として人気があり、カリフォルニア州南部のインランド・エンパイアの中でも住宅街が拡大している地域です。本物件は、オンタリオ空港から車で約45分、ダウンタウンへはフリーウェイでアクセス可能、州間高速道路10号線から南へ10マイル、州間高速道路215号線から東へ14マイルの場所に位置し、ロサンゼルスやサンディエゴへのアクセスも良好です。今回の土地取引では、仲介業者であるランド・アドバイザーズ・オーガニゼーションのイアン・シンダーホフ氏が売却側の代理人を務めました。
ウォルトン社の専務取締役であるバリー・ドルゼン氏は「当社は、インランド・エンパイア地域の土地ポートフォリオを拡大する機会を模索し続けています」と述べ、さらに「当地域は、手頃な価格の新築住宅を求める南カリフォルニアの人々が集まる、住宅開発が活発な市場です。当社は、当プロジェクトを通じて、住宅建設業者の協力の下、当市場に新たな土地在庫を供給できることを嬉しく思います」と付け加えました。
ジョン・バーンズ・リアル・エステート・コンサルティング社によると、リバーサイド郡の人口は今後4年間、安定した成長を遂げると予測されており、住宅在庫供給の増加は、新規居住者の需要に応えるための重要な要素となります。
本物件はサン・ジャシント山に隣接していることから、居住者はハイキングやサイクリングなどのアウトドア・レクリエーションを楽しむことができます。また、小売店や学校にも近く、アマゾン、P&G、リバーサイド・ヘルス・システム、カイザー・パーマネンテなどの企業にも通いやすい場所に位置しています。
今回のサン・ジャシントにおける土地取得により、ウォルトン社が現在管理しているインランド・エンパイア地域の3,262エーカーの土地に当地が加わることになります。